1970年7月1日水曜日

ねがい星(作品)

『ねがい星』(ねがいぼし)は、小学館「小学二年生」1970年7月号に掲載された短編。


ねがい星

  • 話数記号:二70.7
  • 分類:原作短編
  • 量:9ページ57コマ
  • 発表:「小学二年生」1970年7月号
  • 単行本:「てんとう虫コミックス『ドラえもん』」第10巻第18話
  • 大全集:第2巻第7話
  • アニメ化:1973年、1979年、1992年、2011年、2018年


あらすじ

ドラえもんが転んで部屋中にポケットの中の道具がみんな散乱してしまった。そこでドラえもんは道具を整理して使い物にならない道具を捨てることにする。その中には、さすと雨が降るかさや、自分を殴って一人で喧嘩が出来る道具けんかてぶくろなど、全く危ないものばかり。二人は人気のない空き地にこれらを埋めに行く。

その途中、ドラえもんの抱えていた道具の中から、きれいに光る星のようなものが転がって落ちて来た。ドラえもんによれば、それはねがい星という道具で、何でも願いをかなえてくれる道具だそうだ。のび太は拾って自分の物にしようとするが、ドラえもんは頑なにそれを拒むので、仕方なくそれも埋めることになった。しかし、その会話をスネ夫が聞いていた。

スネ夫はジャイアンと一緒にねがい星を掘り出そうとする。同じくねがい星をドラえもんがいなくなった後から掘り出そうとしていたのび太を追い出し、自分たちだけで掘り出そうとするのだが、随分深く埋めたのか一向にねがい星に当たらず、遂には諦めてしまう。するとそこでのび太は、星に向かって直接土から出て来るようお願いする。すると、ねがい星はすぐに土から飛び出してきた。

その様子を見たスネ夫とジャイアンは、のび太を追いかける。逃げるのび太は、星にお願いして自分をどこかに隠してもらう。二人を撒くことには成功したが、転送されたのはごみバケツの中だった。それでものび太は星を使って願いをかなえてもらおうと、家に帰っていろいろ想像してみる。

だがここでジャイアンがのび太が上の空になっている間に、星を手繰り寄せて盗んでいってしまった。数分後、のび太は星が盗まれたことに気付き、ドラえもんに泣き付くが、ドラえもんはねがい星は願いを勘違いばかりする道具で、盗まれてかえって良かったと言う。

ジャイアンは家に帰って早速ねがい星に「たい焼き」をお願いする。ところが降ってきたのは車の「タイヤ」と「木」で、ジャイアンは気絶する。

そこをスネ夫が通りかかり、ねがい星を手繰り寄せて、まずとにかく「金」が欲しいと星に言う。だがスネ夫の頭に落ちてきたのは、くず鉄ばかりであった。今度は母親が欲しがっていた「香水」を要求するが、すると家の中に大量の水が突然流れ込んできて家の中は「洪水」になってしまった。スネ夫は怒って、のび太のせいだと言って、のび太の部屋に「雨」を降らせるように命令する。

そしてのび太の部屋に降ってきたのは大量の「飴」であった。のび太とドラえもんは大喜びする。


アニメ化

過去に5度テレビアニメ化されている。

  • 『ねがい星流れ星の巻』(A1.20)

日本テレビ版アニメ1973.6.3放送。

  • 『ねがい星』(A2.64)

大山版アニメ1979.6.14放送。

  • 『お星様にお願い』(A2.1207)

大山版アニメ1992.11.27放送。

  • 『ねがい星』(A3.407)

水田版アニメ2011.6.3放送。

  • 『ねがい星』(A3.938)

水田版アニメ2018.7.6放送。


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