1970年9月1日火曜日

くすぐりノミ(1970年初出作品)

『くすぐりノミ』は、小学館「小学二年生」1970年9月号掲載の短編。


くすぐりノミ

  • 話数記号:二70.9
  • 分類:原作短編
  • 量:9ページ55コマ
  • 発表:「小学二年生」1970年9月号
  • 単行本:「てんとう虫コミックススペシャル『ドラえもんカラー作品集』第5巻第4話
  • 大全集:第2巻第9話
  • アニメ化:2000年


あらすじ

捕まえられた子どもたちが何人も外国に売られてしまっているという屋敷に忍び込んだのび太が、入ったっきり戻って来ない。家には広い遊べる庭があるようで、これでは子どもたちが遊びに来るのも無理はない。ドラえもんは静香に言われて家の塀の穴から忍び込むが、まもなくその家の主人に出くわし、その鬼のように恐い形相に驚いて逃げ出してしまう。

家に逃げ込んでしまったドラえもんを静香が説得する。あの恐い顔を何とかできないか。そう考えて、ドラえもんはくすぐりノミという道具を出す。このノミにたかられると、誰でも笑ってしまうのだという。しかしノミはドラえもんの手元から跳ねてどこかへ跳んで行ってしまう。ドラえもんが追いかけるがなかなか捕まえられない。

まずノミは洋間で客から訃報を聞いている玉子を笑わせ、そして家を出るとそば屋の配達屋にたかって、そばは道に散乱する。さらに散歩中の犬にもたかって笑わせる。ノミは小さく見つけられないので、ドラえもんはひたすら辺りの笑っている人に近づいてノミがいないか確認する。ところが結局見失ってしまう。

そこに静香がやって来てドラえもんをせかす。とそこで近くからゲラゲラと男の笑い声が聞こえて来た。それを聞いていた二人はその男にたかって着る実着る物剥がしてノミを取り返そうとするが、男はラジオを聞いて笑っているだけであった。二人は男に謝るが、まもなく地面を跳んでいるノミを発見。のらネコにたかろうとしていたので、ドラえもんはネコごとノミを捕まえる。

一方、のび太は、実は気絶していて、起きた後、屋敷でその主人の話を聞いていた。彼は実は子どもに怒ったことは無く、子どもたち側が勝手に自分の顔を見て逃げ出しているだけで、本当は子どもたちに遊びに来て欲しいのだという。

そこにドラえもんが到着し、ネコの後ろを叩いて彼にノミをたからせるが、くすぐりノミだけでなく普通のノミも一気に彼にたかってきた。屋敷の主人はゲラゲラと笑わされて、すっかり怖くない顔になってしまったが、ノミを取ってあげることができない。

翌日、笑い過ぎて結局屋敷の主人は顔が変わってしまった。しかしそのおかげで子どもたちは、怖がらずにその広い庭で一緒に遊べるようになれたのであった。


アニメ化

過去に1度テレビアニメ化されている。

  • 『くすぐりノミ』(A2.1595)

大山版アニメ2000.8.25放送。


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