『タイムマシンで犯人を』(タイムマシンではんにんを)は、小学館「小学四年生」1971年4月号に掲載された短編。
タイムマシンで犯人を
- 話数記号:四71.4
- 分類:原作短編
- 量:10ページ68コマ
- 発表:「小学四年生」1970年4月号
- 単行本:「てんとう虫コミックス『ドラえもん』」第15巻第8話
- 大全集:第1巻第34話
- アニメ化:1979年、2015年
あらすじ
のび太はその日一度も先生に叱られることが無かったので、機嫌よく帰ろうと、校門から出ようとしていた。ところがその時、そばの茂みから怪しい物音が立ったので、誰かいるのかと言ってみると、そこから「あっちに行け」という罵声が飛んできたので、急いで逃げ去る。しかしまもなく、更にその向こう側で何かが壊れる音が聞こえてくる。
様子を見に行くと、何と自分の教室の窓ガラスが割られていた。まもなく野球で放課後遊んでいたスネ夫と音を聞いた先生もやって来ると、スネ夫はこれはのび太がやったと先生に勝手に言いつけ、先生ものび太の言い分を聞かずのび太が犯人だと決めつけお説教を施す。
結局一日一度は叱られるのかと落胆するのび太であったが、ガラスが割られた現場に野球ボールを発見する。その後それを探しに来ていたスネ夫に、犯人は君ではないかと言ってボールを突き付ける。その後激しい言い合いが続いたが、理屈ではのび太は彼にかなわなかった。しかしのび太はスネ夫に必ず証拠をつかんでやると宣言する。
当然話を聞いたドラえもんは憤り、そのドラえもんにのび太はスネ夫がやったという証拠をつかみたいとお願いする。するとすぐにドラえもんはタイムマシンで事件の時まで戻ってガラスが割られる瞬間を見届けようという。
早速その時間:1時間前に着いた二人は学校へ急行する。その場は静まり返っていた。どうやらまだ授業が続いているらしい。授業中居眠りしているその時間ののび太に向かって起きろ起きろと二人は窓越しに声をかけるが、そこを巡回していた校長に見つかってしまう。何とか言い訳を繕うが、すぐに気づかれたので、校門の外で下校時刻を待つことにする。
まもなく児童たちが学校から出て、一方でジャイアンやスネ夫たちは校庭で野球を始める。なお、当ののび太はいつまでたっても教室でぼんやり過ごしているようだった。その様子を見届けながら、のび太は事件前に茂みに不審者が隠れていたことを思い出す。そこで二人はその茂みの中で誰か来るか待ち伏せすることにする。
しかし来たのはその時間ののび太だった。そして二人はそののび太に隠れているのを気づかれる。真犯人に隠れているのが見つかってしまうので、思わずのび太は「あっちへ行け」と罵声を浴びせる。
だが今度は、のび太たちが隠れていた茂みにスネ夫たちの遊んでいた野球ボールが飛んできて、なんとのび太の頭を直撃。怒ったのび太は茂みから飛び出し投げ返そうとするが、球はあさっての方向に。そしてそのままのび太の教室のガラスを割ってしまった。なんとガラス割りの犯人は犯人を捜しに来た未来ののび太だったのだ。そうして二人はやむなく帰ることになる。
一方スネ夫は、昼間ののび太の必ず証拠をつかむという宣言が気がかりで気がかりで仕方ない。潔く謝りに行こうと夜道のび太の家に向かうが、出迎えたのび太は事件のことは全て水に流すと切り返す。それにスネ夫は思わず感激してしまった。
アニメ化
過去2度のテレビアニメ化がある。
- 『タイムマシンで犯人を』(A2.54)
大山版アニメ1979.6.2放送。
- 『タイムマシンで犯人を』(A3.679)
水田版アニメ2015.4.10放送。
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