1971年6月1日火曜日

あやうし!ライオン仮面

『あやうし!ライオン仮面』(あやうし ライオンかめん)は、小学館「小学四年生」1971年6月号に掲載された短編。


あやうし!ライオン仮面

  • 話数記号:四71.6
  • 分類:原作短編
  • 量:13ページ92コマ
  • 発表:「小学四年生」1971年6月号
  • 単行本:「てんとう虫コミックス『ドラえもん』」第3巻第1話
  • 大全集:第1巻第36話
  • アニメ化:1979年、1995年、2005年、2020年


あらすじ

漫画家フニャコフニャ夫の『ライオン仮面』を雑誌で読むのび太とドラえもん。今月号は、主人公のライオン仮面が敵のくらやみ団に取り囲まれて電撃銃で撃たれるところで終わっていた。どう考えても助かりそうにない絶体絶命の展開に、来月号が気になる二人。ドラえもんはそこで近所のフニャコの家に出向いて、作者に直接タネを聞きにいく。

フニャコの家に入ると、そこにはたくさんの雑誌社の人が並んでおり、原稿を受け取るのを待っていた。今ちょうど『ライオン仮面』を執筆途中らしい。ドラえもんはその雑誌社の人とフニャコの部屋に入る。するとそこにはただ茫然と何もしていないフニャコの姿があった。どうやら前回フニャコは雑誌社の人に急かされて、後先考えずに電撃銃で主人公を撃ってしまい、どう助けたらいいのかのアイデアが浮かばないようなのだ。

結局本人もその後の展開を分かっていないのかと落胆して帰るドラえもんだったが、タイムマシンで来月号を取りに行くことを思いつき、一人引き出しに入って、来月の書店へと向かう。そしてそこでしばらく『ライオン仮面』の内容を確認していたが、すぐに書店の人に立ち読みで追い出されてしまった。

今月の世界に帰ったドラえもんは、もったいぶりながら、空き地にのび太、静香、ジャイアンそしてスネ夫を集めて、先ほど読んだ話の展開を話し始める。ライオン仮面が電撃銃で撃たれてから、そこから場面が変わり、ライオン仮面の弟のオシシ仮面が登場し、苦心の結果くらやみ団の本部を突き止めて乗り込んでいくのだという。

とそこまで話したところで、空き地の土管から突然一人の男が飛び出してきた。なんとそれは雑誌社の人たちから逃げ出してきたフニャコだったのだ。フニャコはドラえもんにその漫画の続きを教えてくれと頼む。だが実はそこまでしか先ほど来月の書店で読めなかったドラえもんは、訳を説明し、フニャコからお金を受け取って来月号を買ってくる。

実際の『ライオン仮面』などが載っている来月号を受け取ったフニャコは驚愕するが、この際どうでもいいと展開を読み始める。くらやみ団に乗り込んだオシシ仮面であったが、なんとこちらも捕まってしまう。そしてライオン仮面と同じように、電撃銃で撃たれるところで終わってしまう。

つまりライオン仮面のことはひとまず置いておいて、後のことは来月号までに考えようというのだ。無責任な自分に怒るフニャコであったが、再来月号の展開も気になると、ドラえもんに買いに行かせ、そして戻って来たドラえもんは、再び場面が変わって今度はオシシ仮面のいとこのオカメ仮面が登場するなどといったあらすじを説明し始める。

とそこに待ちぼうけた雑誌社の人が入ってきたため、フニャコは来月号の漫画を丸写しして収拾を図る。さらに他の雑誌社の人たちも押し入り、仕方なくフニャコは来月号の雑誌全部買ってくるようドラえもんに頼む。ドラえもんが再び戻って来ると、部屋には泡を吹いて倒れているフニャコがいた。疲れすぎて仕事が出来なくなってしまったのだ。その代わりとして、雑誌を書き写す作業をドラえもんが引き受けることとなってしまった。

部屋で寝込むフニャコの傍ら、ひたすらに来月号の漫画を原稿に書き写すドラえもんは、これらの漫画の本当の作者は誰だろうと疑問に感じていた。


アニメ化

過去に4度のテレビアニメ化がある。

  • 『あやうし!ライオン仮面』(A2.191)

大山版アニメ1979.11.9放送。

  • 『あやうし!タイガー仮面』(A2.1365)

大山版アニメ1995.8.25放送。

  • 『あやうし!ライオン仮面』(A3.48)

水田版アニメ2005.10.28放送。

  • 『あやうし!ライオン仮面』(A3.1094)

水田版アニメ2020.10.17放送。


0 件のコメント:

コメントを投稿

選抜記事

ロボ子

ロボ子 (ロボこ)は、『ロボ子が愛している』(四71.9)に登場するゲストキャラクターの一人である未来世界のロボット。トモダチロボットの一つ。

多読記事