『ライオン仮面』(ライオンかめん)は、『あやうし!ライオン仮面』(四71.6)などに登場する劇中作である、フニャコフニャ夫の代表作とされる漫画作品。「ライオン仮面」はそれに登場する主人公の名前である。
内容
ライオン仮面という、ライオンの仮面を被って素顔を隠した青年のヒーローが活躍し、弱きを助け、強敵と戦うという内容の少年向けヒーロー系漫画。
「6月号」
ライオン仮面は敵である悪の組織「くらやみ団」の本部に乗り込むが、そこで大勢の団員に取り囲まれてしまい、最後は、付き添っていた少女と共に、電撃銃らしきもので撃たれて断末魔をあげる。
「7月号」
場面が変わって、ライオン仮面の弟であるオシシ仮面が登場し、兄たちの救出のためにくらやみ団本部を特定し、独り乗り込むが、兄と同様に大勢の隊員に取り囲まれた挙句、つるし上げられて捕らえられ、最後は電撃銃で撃たれて同じような断末魔をあげる。
「8月号」
再び場面が変わり、今度はオシシ仮面のいとこのオカメ仮面が登場する。
登場人物
主人公はライオン仮面。ライオンの頭のかたちのマスクをかぶる、筋骨隆々の体格をしている青年である正義の味方。
オシシ仮面は、獅子舞のようないでたちである。
オカメ仮面は、原作では登場がドラえもんにより言及されるのみで、実際の姿は明らかにされていないが、2020年放送分アニメ(A3.1094)ではおかめの面をつけた長髪の女性の姿となっていた。
また、ライオン仮面に付き添っている、カチューシャを付けたヒロインと思われる女の子が登場する。こちらも、前述の場面でライオン仮面とともに電撃銃で撃たれている。
敵である悪の組織として、くらやみ団が登場する。団員は黒づくめのマントに、KKKを連想させる先の尖った黒いマスクを被って、全身を覆っている。
制作
作中『あやうし!ライオン仮面』(四71.6)に登場した、「6月号」の最後の場面は、作者のフニャコが締め切りに急かされて後先考えず描いたものであり、そのため「7月号」を描くときに、続きの展開を思いつくのに非常に苦慮した。そしてその場にいたドラえもんにタイムマシンを通じて買ってきてもらった「7月号」を見て、その原稿を丸写しするということになった。その内容とは、初登場の主人公の弟の「オシシ仮面」が敵の本部に乗り込んで、これもまた兄と同様に敵に撃たれて終わりという、言わば今後の展開を考えるのを先送りするという、作者にとって無責任なものであった。また、その再来月号である8月号掲載分の話も、場面が変わって主人公のいとこである「オカメ仮面」が登場するという、またの先送りを想起させるあらすじであった。
その後『ライオン仮面』という作品がどのような顛末に至ったかは、作中では描かれていない。
評価
作中では、小学生たちの間に高い人気を誇るなど、評価は非常に高く、読者も多いように見える。一方で、「7月号」を読んでいたドラえもんは、「『ライオン仮面』よりおもしろいまんががいっぱいでてる」と発言している。
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