『まんが家』(まんがか)は、小学館「小学三年生」1970年4月号に掲載された短編。
まんが家
- 話数記号:三70.4
- 分類:原作短編
- 量:15ページ109コマ
- 発表:「小学三年生」1970年4月号
- 単行本:収録無し
- 大全集:第1巻第22話
- アニメ化:1973年、1980年
あらすじ
小学三年生になったのび太は将来の仕事を考えようと、学校の先生、警察官、テレビタレントや医者になることを思いつく。しかしドラえもんがタイムテレビでそれになる未来を見た結果、いずれもうまく行っていなかった。ドラえもんは何とかのび太に向いた仕事を探そうと、のび太の特技を考えるが、全く思いつかない。
それにのび太は怒って読んでいた漫画本を彼に投げつける。するとドラえもんは誤ってそれを飲み込んでしまい、レントゲンで確認すると、漫画本が写っていた。ところがドラえもんはその漫画の内容の下らなさに大笑い。こんなバカなことを書く人はバカな人に違いないと、バカなのび太は漫画家に向いていると考えだす。
早速ドラえもんはのび太に漫画を描き始めるよう言う。ドラえもんはきっと成功すればお金がたくさん入るだろうと妄想を始める。だが、お金の防犯対策、サインのことなど、一通り想像を巡らせた後のび太の部屋に戻ってみると、当然ながら全然漫画が描けていない。そこで漫画の描き方を聞くために、先ほどの漫画の作者であるフニャ子フニャ雄の下へ向かう。
しかしフニャ子は丁度締め切りに追われている雑誌社に漫画を描き終わるよう迫られていてとても忙しい様子。ドラえもんは勝手に部屋に入って横から机を覗いて内容を見るが、見た途端内容が「バカ」過ぎて思わず大笑い。雑誌社の人に制止された後、ベタを手伝うように言われる。
ところがてきとうに墨をかけた結果インク瓶も倒してしまい、漫画はぐちゃぐちゃ。おまけにそれをフニャ子に鼻紙として使わせたので、怒られて家から締め出されてしまう。とは言え漫画の描き方は覚えたので、ドラえもんはそれをのび太に伝え、その後また家を出て、のび太が漫画家になったことをみんなに伝え、そしてフニャ子の家から雑誌社の人を呼び出してのび太が作った漫画を読ませる。
でも当然ながらのび太の絵は下手で、話も面白くなく、雑誌社の人からは怒られて断られてる。ドラえもんも改めて漫画を読み直してみるが、確かに下手くそだった。のび太は漫画を作らせたドラえもんに怒るが、そこでドラえもんはわらいガスという道具を取り出し、のび太の漫画に吹きかける。
ドラえもんはその漫画を持って雑誌社の人を追いかけもう一度漫画を読ませる。すると、ガスの効果で雑誌社の人は漫画を同じまんがなのにとても面白く感じ、大笑いしながら雑誌に載させてくれと頼みこむ。そして、雑誌社の人は原稿を雑誌の編集長の下に駆けこんで届け見せる。しかしガスの効果はいつの間にか切れており、編集長に見せた時には既に元の漫画に戻っていた。
結局漫画の原稿はのび太の元に返される。二人が落胆していると、そこにのび太が漫画家になったと聞いた皆が嘘をついたのかと言って押しかけてくる。仕方がないので、ドラえもんはのび太に落書きを書かせてそれにわらいガスをかける。みんなはお腹を抑えて爆笑した。
アニメ化
過去に2度映像化されている。
- 『まんが家修行の巻』(A1.44)
日本テレビ版アニメ1973.9.2放送。
- 『まんがか』(A2.374)
大山版アニメ1980.7.1放送。
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