1971年2月1日月曜日

ドラえもんだらけ

『ドラえもんだらけ』は、小学館「小学三年生」1971年2月号に掲載された短編。


ドラえもんだらけ

  • 話数記号:三71.2
  • 分類:原作短編
  • 量:
  • 発表:「小学三年生」1971年2月号
  • 単行本:「てんとう虫コミックス『ドラえもん』」第5巻第7話
  • 大全集:第1巻第32話
  • アニメ化:1991年、2006年、2011年


あらすじ

のび太はドラえもんが大好物のどら焼きを彼におごって、言葉巧みに言いくるめ、そして2、3日分たまっている学校の宿題を夜やるように頼む。もちろんドラえもんはどら焼き欲しさあまり断れない。のび太は自分の部屋を出て他の部屋で寝に行く。

翌朝目が覚めたのび太は、宿題が出来たかどうか自分の部屋の様子を見に行く。すると何とそこには体中傷だらけになったドラえもんが一人いて、部屋の状態も滅茶苦茶だった。のび太は彼に何があったのかと尋ねるが、ドラえもんはこの傷は自分でやったんだと返す。幸い宿題はやってあるようで、ドラえもんはそれを伝えるとばったり倒れて眠り込んでしまった。

のび太はこの宿題をやっただけなのにどうしてこんなことになるのかという謎を解くためにタイムマシンに乗り込み、夕べののび太の部屋に向かう。そこに着いたのび太は、部屋でだらけている当時のドラえもんに気づかれないように押し入れの中に忍び込み、ずっと様子を見守る。ドラえもんはしばらく大量ののび太が遺した宿題を前に寝ころんで考え込んでいたが、まもなく立ち上がって、人手を増やせばいいと言って、2時間後、4時間後、6時間後、8時間後からそれぞれの時の自分を連れて来て宿題をやらせるという案を思いついたようだった。

ドラえもんは早速、2時間後のドラえもんを連れてくる。が、なんと彼はすでに傷だらけの状態だった。4時間後のドラえもんも、文句を言われながらもつれてくる。6時間後のドラえもんは気が荒くなっており、嫌々言いながら途中で逃げ出して暴れまわり、何とか他のドラえもん3人で取り押さえた。そして8時間後のドラえもんを連れてくるが、彼は引き出しから出た途端宿題を頼んだドラえもんに罵詈雑言を飛ばしながら襲い掛かり、その後何とか落ち着かせる。

そして5人でああでもないこうでもないと議論した挙句、やっと宿題を終わらせる。宿題を頼んだドラえもんはみんなにもとの世界に戻っていいと言って解放するが、すると他の4人のドラえもんは突然そのドラえもんに襲い掛かり、寄ってたかってボコボコにする。宿題を頼んだドラえもんは訳が分からないまま、帰っていく4人の様子を眺め、そしてまもなく眠りに就く。

ところが2時間後、そのドラえもんは誰かに起こされる。そう、それは宿題をのび太に頼まれた2時間前のドラえもんだった。ドラえもんはこれからゆっくり休めると思い込んでいたらしく、向こうの世界では宿題が終わっていないと言われて困惑するが、眠いなかいやいや連れていかれる。

その後やっと仕事を済ませたドラえもんは戻って来るが、さらにその2時間後、寝ていたところをまた起こされ、連れていかれる。そうしてフラフラになりながらも仕事を終えてまたその時代に帰ってくるが、この後も6時間後と8時間後のドラえもんとしての仕事が残っていることに気づき、どこかに隠れようと考えて、そこで様子を見に来ていたのび太に匿ってもらう。

やがて宿題を頼みに来た6時間前のドラえもんが引き出しから出て来る。のび太は押し入れからドラえもんはいないと嘘をつくが、宿題が出来ないと彼に言われたので、それは困ると思い、匿っていたドラえもんを、気が引けながらもつき出す。

その後、宿題を終わらせて、気が狂いながら引き出しからとび出して来たドラえもんが、のび太に襲い掛かる。さんざん家じゅうを追い掛け回されるが、そうしているうちに、宿題を頼みに来た8時間前のドラえもんが彼を捕まえて連行していってくれた。

謎が解けたのび太は元の時代に帰り、彼に申し訳なさを伝えるために、どら焼きをまたおごろうとする。しかしドラえもんはまた何か頼まれるのではという恐怖で、どら焼きから逃げ出してしまった。


アニメ化

過去に3度のテレビアニメ化がある。

  • 『ドラえもんだらけ』(A2.1144)

大山版アニメ1991.9.6放送。

  • 『ドラえもんだらけ』(A3.16)

水田版アニメ2005.6.10放送。

  • 『ドラえもんだらけ』(A3.389)

水田版アニメ2011.2.11放送。


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